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FXの注文方法に「指値注文」というものがあります。
指値注文とは、自分で売りたい時そして買いたい時の値段を指定して売買を行う注文方法です。

またあらかじめ値段を指定し、価格によって限定する事から
別名「リミットオーダー」とも呼ばれ、指定した値段に為替レートが動くと
自動で売買がされるため先ほどの成行注文の時のように常に為替レートを意識する必要がありません。

指値注文で注意したいのは、
現在の価格から上昇したら「売り」、
現在の価格から下落したら「買い」注文が約定することになります。
また指定した価格に達すると指定した価格で約定します。
成行注文のようにスリップページが発生することは基本的にありません。

しかし例外があり、土曜日の為替市場が閉まってから、
月曜日オープン時に価格が変動すること(よく窓明けなんていいますが)があります。
この時はオープンして最初にFX業者から提示された価格が指定した価格内に入っていれば
不利な価格でも約定してしまいます。

このように指値注文は自分で売値や買値を指定して約定できるというメリットはありますが、
為替レートと指定した値段にほんの少しでも差が生じてしまうと約定しないと言うデメリットもあります。

更に指定した値段になるまでは売買が成立しないので、
すぐに取引をしたいという時には不向きな方法となります。
さらに指値注文を出す際に注文の有効期限を指定して注文することになります。
有効期限は「当日」、「週末まで」、「無期限」、さらに何社かは「日時指定」可能なところもあります。
有効期限を設定するとその期限が来ると指値注文はキャンセルされますが、
無期限を選んだ際は指値注文はその名の通り無期限で注文が残りますので、
忘れた頃に約定なんて事がありますので時々、注文状況を確認しておきましょう。

【GMOクリック証券の指値注文画面】

sasine.jpg

このようにFXの指値注文とは、売値や買値を自分で指定して売買取引を行う注文方法です。

【IFD注文】

ifd.jpgFXの注文方法に「IFD注文」と呼ばれるものがありますが、
これは「if done」を略したものです。
簡単に言うと、新規で出した注文が成約したらもう1つの注文をそれに合わせて出す注文方法で、
1度に売りと買い両方の指値注文が可能になります。

またIFDでの方法によって注文することで、
日本時間が深夜であってもニューヨーク市場は動いていますので、
この時間でも利益を確保したいという場合に適しています。

そしてFXのIFD注文では注文を出すと自動的に決済まで行ってくれますので、
常に相場を意識する必要がないだけでなく、この注文方法では指値注文と逆指値注文の
どちらも使うことができるというメリットがあります。

このようにFXでのIFD注文とは売りと買い両方の指値注文が一緒に行える便利な注文方法なのです。


【OCO注文】

oco.jpgFXの注文方法に「OCO注文」と呼ばれるものがあります。
これは「one cancels the other」の略で
売りと買い両方の注文を一緒に出して2つのうち1つの注文が約定すると
残りもう一方の注文がキャンセルされるというものです。

そしてこの注文方法によるメリットは利益の確定と損失限定の2つを
同時にできることからリスク管理がしやすくなることです。


 

 

ポジションを持っているのであれば、相場が良いとされる方に向かう事で
指値注文により利益を得られます。
しかし逆に相場が悪いとされる方に向かってしまったとしても、
逆指値注文により損失の限定をすることができますので、
FXでも非常に優れた注文方法という事が出来ます。

このようにFXのOCO注文とは今現在の値段を挟むように
売りと買い両方の注文を一緒に出して指値注文と逆指値注文の両方を同時に行える注文方法です。


【IFO注文】

FXには「IFO注文」と呼ばれるものがありますが、
これは「IFD注文」と「OCO注文」が組み合わされたことで
3つの注文を一緒に出す事ができる注文方法です。

ifo.jpgまた全て自分で設定する事が可能な自動売買による注文法で、
新規の注文から決済注文に至るまでが自動的に行われるのです。

そしてIFOでは1つ目の売りまたは買いの注文が成立すると
2つ目の注文が有効になるところまではIFD注文と同じです。

しかしIFO注文は最初に成立された注文の他のもう1つの注文がOCO注文の方法となるのです。


そのためFXのIFO注文はIFD注文とOCO注文を組み合わせ3つの注文を一緒に出せる方法で、
IFD注文に似ていますが2つ目の注文についてはOCO注文の方法になるのがIFO注文です。


【トレール注文】

FXの注文方法に「トレール注文」と呼ばれるものがありますが、
このトレールはFXの世界では「引きずる」という意味合いを持ち、
逆指値注文に値幅指定機能が追加された注文方法です。

trail.jpg

つまり逆指値注文を出す時に、値動きで逆指値価格の引き上げや引き下げをする事ができる手法で
「トレール」または「トレイリング」とも呼ばれています。
また逆指値価格とトレールする値幅の設定を同時にすることで
トレール手法の自動化による注文が可能となります。

そのため値動きによって逆指値の価格を変更したいと思っても、
常に値動きを追い続けることができない時には大変有効な方法とされています。
またトレール価格は現在値の動きで指定した値幅で変動します。

このことから現在値が買い注文で値下がりするとトレール価格は引下り、逆に売り注文で値上がりするとトレール価格は引上がるというわけです。
ちなみに現在値が値下がりするとトレール価格は動きますが、逆に現在値が値上がりすると売り注文も買い注文もトレール価格は変動しません。

これがFXの「トレール注文」です。




FXの注文方法に「逆指値注文」と呼ばれるものがあり、
これは基本的には先ほどの指値注文と同様です。
というのも値段を自分で指定して注文を行う方法だからです。

そこでもっと簡単に言うと「指値注文では利益を確定させるために」
そして「逆指値注文では損失を限定するために」それぞれ使われるのがFXでは一般的です。

また逆指値注文は一般的に損失を限定させるために使われるということもあり、
別名「ストップ注文」または「ロスカット注文」などとも呼ばれ、
指値注文とは逆に現在より悪条件で取引をするのです。

このようにFXの指値注文では自分で売値と買値を指定して注文をし、
好条件で取引を行うのに対し、逆指値注文は悪条件で取引を行うことで、
損失を限定させるために使われる注文方法です。

 

【逆指値注文の損失確定】

gyakusasine.jpg

FXの逆指値注文では指値注文とは逆に自ら悪条件の取引をするよう値段の指定を行います。
でもそれは一体何故なのでしょう?ここではもう少し詳しくそのことについて説明していきますね。

FXの逆指値注文では現在の値段より高くなったら買い、
逆に現在の値段より安くなったら売り注文を出すため、
FXでこのような注文方法は悪条件での取引となってします。

しかし何故このような注文が必要になるのかについてはきちんとした理由があり、
簡単にいうと損失を限定させるためです。それはFXでいくら利益を得たいと言っても
必ずしも相場が予想通り動くとは限りません。

そのため予想通りの相場にならなかった時のために逆指値注文が必要になるのです。
そのことで予想通りいかなかった時の損失を限定し、
予想外の損失を被らないようにするため逆指値注文をするのです。

また逆指値注文で注意したいのが、
注文を出して約定する際は成行注文で約定されます。
ということはもちろんスリップページが発生する場合があるということです。
しかし逆指値注文ではスリップ設定を行う事が出来ませんので要注意です。

 

FXの注文方法に「成行注文」というものがありますが、
これは値段を指定する事無く相場の動きを見て、
自分が売買したいと思った時に注文する方法です。

また成行注文は別名「プライスオーダー」とも呼ばれています。

そしてFXの成行注文のメリットは値段を指定せずに約定することができることから、
指数注文より約定までの時間を短縮することができることです。
そのためすぐに取引が成立しますので、すぐに売買したい時に最適な方法です。

また成行注文の取引では、
購入する時には「オファーレート(ASKレート)」
そして売るときには「ビッドレート(BIDレート)」が使用されます。

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このようにFXの成行とは、今現在の為替レートによって売買取引を行う注文方法となります。

ただし成行注文にもデメリットはあります。

為替相場は常に表示価格が変動しているものですが、
価格変動が大きくなると成行注文を出してから約定するまでの間に
思わぬ価格変動がおきてしまうことがあり、
注文を出した時と違う価格で約定してしまう可能性があるという事です。

これを、注文した際の価格から約定した価格へスリップすることから、
スリップページと呼ばれ、週明けや重要経済指標発表時などに発生することがあります。

今では少なくなりましたが一昔前には、FX業者が有利になる為に
スリップページが以上に多い・広がるFX業者が実際ありましたが
最近ではかなり少なくなり健全性が高くなりました。

また、なんといっても成行注文は取引画面の前に居なければ出せない注文だということですね。
しかしこれも最近では携帯電話の普及でいつでもどこでも注文が出せるようになった事で、
成行注文の不便さが一つ解消されたのではないでしょうか。

また今では様々な機能が成行注文についてくるようになりました。

例えばスリップページを起こった際に顧客がスリップページの幅を設定して、設定した幅以上にスリップページが発生したら約定しない機能は今ではほとんどのFX会社で設置していますし、

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さらには成行注文時に利益確定ラインや損きりラインの設定も行えるセントラル短資の成行プラスなんて便利な機能も続々登場するようになってきており、益々便利な取引環境となってきました。

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FXの注文方法は様々有りますが、その前に簡単にポジションについてですが、
ポジションには買玉と売玉があり、例え円安で動いたとしても、円高で動いたとしても
いずれも利益を得ることが出来ます。

そして通常の外貨取引では円でドルを買い、タイミングを見て売って円に戻す方法が
一般的で買いの時よりもドル高の時に売ることで利益を得られます。

そこで買ったドルを持っている状態を「買いポジションを作る」と言われ、
保有しているドルのことを「買玉」または「ロングポジション」と言います。

しかし買いがあれば売りもあります。それが「売玉」です。
この売玉は「ショートポジションを作る」と言われ、
先に売っておいて後になって値段が下がると儲けが出るとされるものです。
株の信用取引などでもありますね。

このようにFXも外貨取引となるため、
「買玉またはロングポジション」
「売玉またはショートポジション」と呼ばれ、
いずれのポジションであっても利益を得ることができるのです。

これらを頭に入れてFXの注文方法をそれぞれ見ていきましょう。