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FXの流動性リスクとその影響

FXにおける「流動性リスク」ですが、これはある通貨に関して取引量が少ない場合、
レートの提示が困難で市場状況により取引が不可能になるというものです。

例えば戦争やテロ、そして相場変動が大きく影響し流動性が低くなると
レートが飛んだりスプレッドが広がったりなど、
どうしても不利な取引しかできなくなりますよね。

FXの場合、ある国の通貨と他の国の通貨がどれだけ交換しやすく、
取引が活発に行われ容易に売買が成立するかがポイントになります。

そのため通常の外国為替市場であれば活発に取引が行われるため流動性が高いのですが、
もし戦争やテロなどが発生したり、相場変動が大きく動いた場合は流動性が低くなってしまいます。

このようにFXでの流動性のリスクは、売るか買うかいずれかの取引が不足すると、
それが要因となり起こるリスクなのです。

では先ほど説明したFXの流動性リスクですが、もし流動性が低くなった場合、
具体的にどのような影響があるのでしょうか。

ここでは流動性が低くなってしまった状態で通貨を買う取引をするとどうなるのか一緒に考えてみましょう。

例えば通貨の値段が売り注文がどれだけあるかで高いか低いかが決まります。
つまり売り注文が少なければ通貨の値段は高くなりやすくなるのです。
これがFXでの需要と供給のバランスです。

しかし流動性が低い状態で買いの取引をする場合、
どうしても買いたいわけですからその通貨を高い値段で買うしかありません。
またレートの配信が止まったり約定しづらくなったり、
さらに進むと売り買いが出来なくなるリスクまであります。

そのため流動性リスクを伴い不利な取引をせざるをえなくなってしまうのです。
これがFXの流動性リスクの影響になります。

特に取引量の少ない通貨、例えば南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソなどといった、
マイナー通貨ではもともとの取引量・流動性が低いためスプレッドが広がっていたりスワップポイントが高かったり、
ハイリスクな提示となっており、何か危機があればさらに流動性リスクが高まりやすい傾向にありますので、
条件が良いからとホイホイとマイナー通貨取引をするのはオススメできません。